「二世帯住宅へのリフォームで失敗しない為に大事な事まとめ」
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ご両親と二世帯で住んで助け合って快適に楽しく暮らそうと思っていても、いざ二世帯住宅を作ると失敗も多々あります。
そもそも二世帯で一緒に住む家という事は、育った環境が全く違う他人同士が仲良く一緒に住むような物です。
ですので、リフォームをする段階でしっかりと細かい所まで考えて家を作っていく必要があります。
二世帯へのリフォームで失敗しない為に日中住む方の事を考えよう
二世帯住宅なので皆で同居する事ではありますが、1日の大半は親世帯のお母さんや奥さんが居る空間となります。
こういった、日中家にいる方が快適に過ごせる事を中心としてリフォームの計画を立てる事が一番重要なポイントです。
二世帯のリフォームで失敗する箇所
よく、二世帯住宅のリフォームで失敗したと言われている項目は、以下の事に関して多い傾向があります。
- 玄関の共有
- インターフォンの共有
- 郵便箱の共有
- 外階段で分離した玄関の場合、外階段の昇り降りがうるさい
- トイレやお風呂、洗面所の共有
- 洗濯機置き場が1箇所
- 夫婦の寝室のカギの有無
- 床や壁からの騒音
- 排水や給水の流れる音の騒音
- 電話の共有
- 各メーターの共有
- 電気がよく落ちる
このように沢山の失敗談があります。出来ればこれらを全部網羅出来ていると安心です。
しかし、もちろんリフォームを行うにしても予算もあると思います。
どこまで譲歩出来て、どこまで必要なのかを、互いに考えるようにしましょう。
特に二世帯でトラブルになり易いのが「音の問題」
この中で1番の失敗談は、音の問題です。特に、上下で分けた二世帯住宅の場合は、防音性能が非常に低いので音のトラブルが付き物です。
防音シートや防音ボード等様々な防音アイテムが建築資材にはありますが、壁ではほぼ万度に効果を発揮してくれても、床には常に負荷がかかっているので、万度に解決しない場合があります。
生活サイクルの違うので、夜中の排水管の音ですら気になる事も
また、生活排水などの騒音も、実は大きく響いております。水が配管の中をジャーっと流れる音は、普段はあまり気になりませんが、夜寝る時間が早い親御さんの場合には非常に響いて気になる物です。
互いの生活を守る為には、ごく小さな事でも工夫を加える事で、快適に暮らす事が出来るようになります。