屋根のリフォームを行う場合、金属系の材質で葺き替える工事を選択する場合があります。
材質としては、最近はアルミニウム系の合金で屋根のリフォームを行うことも多いようです。
アルミの屋根材を選ぶメリットと性能について
アルミニウムを使うメリットは、まず非常に軽いことが挙げられます。
日本の住宅で一般的な瓦屋根は耐久性こそ高いのですが、その重量が一番のネックとなります。
また衝撃に弱く、割れたり破損する可能性があります。
しかしアルミニウム合金であれば、瓦屋根に比べて重さは5%以下です。
金属系の材質は重量が軽く、耐久性も優れているので、最近の新築でも良く使用されています。
また断熱、防音対策も施しやすいので、住宅の光熱費も抑えることが可能です。
昔は金属系の屋根材は耐久性が低いと言われていたけれど・・・
これまで金属系材質の最大の欠点はその耐久性でした。
長年風雨に晒される屋根では、耐久性のない材質では数年で修繕や取り換えが必要になってきます。
アルミの屋根材も費用的には瓦などよりも安いのですが、交換頻度が早ければそのメリットも生きてこないですよね。
最近のアルミの屋根材は耐久性も高い!
そこで最新の材質では表面処理に特殊な加工が施されていて、フッ素加工等で水分に対する抵抗性や汚れへの耐久度が高まり、長持ちする様になってきています。
金属のメリットを最大限に生かしつつ、デメリットを抑える工夫がなされているのですね。
もちろん、どんな住宅にも適合するとは限りません。
もしリフォームを考えてるのであれば、施工業者としっかり話し合い、費用に見合う効果があるのかどうかを検討してから導入を決められる事をお勧め致します。