外壁材は安い物でもメンテナンスで長持ち!良い素材の選び方
《目次》
外壁材は、その種類や仕様により値段が大きく変わります。
安価な外壁材をつい選んでしまいがちですが、当然安価な材料は耐久性に乏しいというデメリットがあります。
安い外壁材でもメンテナンスしっかりすれば長持ちします
しかし、外壁は建物の中でも面積が広い場所なので、少しグレードを上げてしまうと莫大に金額が跳ね上がってしまいます。
例え安価で性能に乏しくても、メンテナンスさえきちんと行えば長持ちしますので、使い方に気を付ければ問題ありません。
比較的安めな外壁材リスト
安価に出来る外壁材は、以下のような物があげられます。
窒素系サイディング厚み12㎜平版(塗装版)
外壁サイディングの中で1番グレードが低いのが、12㎜の平版で塗装加工しているサイディングです。
外壁サイディングが世の中に出たての頃に沢山使われた材料であり、平成の初めの頃には物凄く需要があった材料です。
㎡当たり3,000~4,000円程度で貼る事が出来ます。
模様にパターンが少なく全く個性的ではありませんが、1番安価で工期も早いのでオススメです。
この他に、コーキング費用がかかります。
金属サイディング厚み12㎜普及品
金属サイディングは価格が幅広いですが、普及品の安価な物であれば㎡2,500円~4,000円程度で貼る事が出来ます。
窒素系サイディングのようにコーキングはありませんが、様々な部材を使って納めていくので、トータルは窒素系サイディングと価格は変わりません。
羽目板10.5㎜ガードラック仕上げ
羽目板は、材料だけで坪で7,000円程度ですので、㎡に換算すると3,000円程度になります。
それに、張付け手間とガードラック等の木材塗装をプラスしても、12㎜の平版サイディング程度しか価格がかかりません。
安価な外壁材は、この3つが挙げられます。
モルタルの外壁は案外高くかかってしまう
一見安価そうなモルタルは、モルタル塗布の工程が多いので㎡5,000円以上かかってしまう事があります。
それに塗装をすると、もっと高価になってしまいます。
近年モルタルに模様塗装を行う事も流行ってきておりますが、工程が細かくある性質上、安価な外壁材には残念ながら該当しません。
こう言った事を踏まえて、外壁をリフォームされる時の材料を選ばれてみては如何でしょうか。