ガルバリウム屋根が雨漏りする原因!失敗しないリフォームの秘訣
《目次》
屋根は、ガルバリウム鋼板であってもどんな材料を使っても、職人さんの施工の不備があれば必ず雨漏りを起こしてしまいます。
ガルバリウム鋼板だから雨漏りするのではなく、工法の間違いがあれば雨漏りは起こしてしまいます。
ガルバリウム鋼板は板金なので、素材自体は非常に耐水性に富んでおり屋根板金に適した材料です。
ガルバリウム屋根が雨漏りする原因で多い理由は?
しかし、いくら素晴らしい材料でも、使い方を間違っているようでは雨は簡単に建物内部に浸食させてしまいます。
屋根板金で雨漏りを起こしてしまう1番のパターンは、屋根と外壁立ち上がり部分の取り合いです。
リフォームの職人が屋根の特質を理解してないと雨漏りし易くなる
屋根と外壁が垂直にぶつかっている部分は、やねを外壁の中に10cm以上立ち上げて外壁を張って仕上げるのが一般的です。
水は1度勾配じゃない逆方向に進む性質があり、進んだ方向が立ち上がっていると水も立ち上がりを上ります。
昇る高さは5cm以上と言われています。
外壁の方へ5cm以上雨水が上った場合、外壁の内部に板金が立ちあがっていないと、建物の中に雨水を浸食させてしまい、それが雨漏りに繋がってしまいます。
習志野市においても雨漏りをする木造住宅の大半は、このような現象が原因です。
熟練の職人はガルバリウムの性質を理解した上で施工を行ってくれる
熟練の職人さんはよく解っているので、必ず外壁の中に10cm以上板金を立ち上げて施工します。
しかし、そのような知識に乏しい職人さんは、数センチ適当に立ち上げる程度にしか板金の納まりをしません。
その板金の高さ以上の雨水が立ち上がるので、簡単に雨漏りを起こしてしまいます。
その為には、2階の屋根より10cm以上の位置に窓の下端を設けなくてはいけません。
雨漏りしない屋根にする為には「腕の良い職人」に依頼しよう
2階の屋根スレスレに窓の下端を設けている建物がありますが、これでは雨水が立ち上がって窓周りから簡単に浸食させてしまうので、窓の位置を変えない限りずっと雨漏りし放題の建物になってしまいます。
水と言うのは、強く上ってくる変わった性質を持っているので、その分を理解して板金施工や窓の配置を考えてくれる業者に依頼するのが良いと思います。
たったそれだけの事に注意するだけで、雨漏りが無い快適な当たり前の建物を作る事ができます。