「外壁塗装の剥がれの原因まとめ!」目次
外壁の塗り替え工事というのは、塗装作業本体だけでなく、足場を組んだり高圧洗浄したりと、下準備も何かと大変です。
それだけに料金の方も馬鹿になりません。なので耐用年数はなるべく長い方が安心ですよね。
少なくとも工事を依頼する側とすれば、次のメンテナンスの目安である、塗料の耐用年数程度は持ってもらわないと困りますよね。
工事してから2,3年で外壁の塗装が剥がれてしまう事も
ところが残念なことに、耐用年数を待つことなく、塗装が剥がれ始めることがあります。 そういった場合、保証契約に沿って補修してもらうことになります。
悪質な業者などになると、その間にわざと倒産して、影も形も無いという場合もあります。もちろんそうなると、無料での補修はもう叶いません。
なので外壁塗装の会社を選ぶ時には、しっかりとした地元の評判等から選びましょう。
外壁の塗装をしたのにすぐにはがれてしまう理由!
では、どういった工事をすれば、壁の塗装が剥がれることになるのでしょうか。
まずは、「高圧洗浄の不足」があります。
長年の間に積もったホコリやコケ、剥がれ落ちそうになっている古い塗膜。
そういったものがまだ残っている上に塗装をするのですから、塗料のノリが悪いのは当然のことですね。
また、「高圧洗浄後の乾燥不足」も、剥がれや塗膜の膨れの原因になります。
塗膜の膨れは、下地や塗料の中に残ってしまった湿気が、熱で膨張するためにできるものです。
下塗りや塗料の乾燥が充分ではないと剥がれる原因に!
あと重要なものとしては、「下塗りの不足」や「塗料の乾燥不足」があります。
下塗りは塗料をしっかりと下地に密着させるためのものです。
それにもかかわらず、その量が少なかったり、上塗りの塗料と相性の悪い下塗り剤を使ってしまうことが少なからずあるようです。
また、水性塗料の場合、水分が抜けて初めて完全な塗膜が出来上がりますが、手抜き業者になると、乾燥を待たずに次の塗料を上塗りすることがあります。
もちろんこうなると、完全な塗膜など形成されるはずはありませんから、数年も持たずに壁から剥がれ落ちてしまうことになります。
塗装が剥がれていると、家にダメージが蓄積されてしまう。
なお、塗装が剥がれているということは、人間で言えば、傷口が開いた状態を意味します。
雨風により水分が壁材に入り込み、カビや家を腐らせる原因になります。なのでもし発見したら、早急に補修することをおすすめします。
そして何よりも、塗料が剥がれてしまう様な事にならない為にも、間違いの無い業者選びをされて下さいね。