「外壁の重ね張り工法で工事費用を抑えて家の耐久度を上げる」目次
外壁の重ね張り工法とは、既存のモルタルやサイディング等の外壁の上に、新たにサイディングを重ね張りする工法です。
張替とは違い、既存の壁の上から施工を行うので、廃材の処分も無く大変便利な工法です。
外壁の重ね張り工法は便利で工事価格を抑えてくれる
重ね張り工法の場合は、窯業系サイディングでは既存壁に大きな負担をかけてしまうので、アルミサイディングを使う事をオススメします。
アルミサイディングは乾式工法ですので、リフォームにはとても富んだ材料です。
アルミサイディングを重ね張りする際のメリット
便利なのは工法だけじゃなく、新たにアルミサイディングを重ね張りする事で素晴らしい魅力が発揮されます。
- 断熱性が上がる(約4割高める)
- 耐震性が上がる(約1.5倍)
- 防火性が上がる(準不燃材料なので火災に対する安心が2倍)
- 遮音性が上がる(10dBも静かになる)
古くなった建物に、これらの性能が上がるというのは願ってもない事です。
アルミサイディングには断熱材が入っているので、これらの素晴らしい効果を発揮させる事が出来ます。
重ね張りを自宅で行う時に注意したい事
重ね張り工法で注意したいのは、既存壁や構造材の状態を事前にきちんと把握する事。
状態が良くない上にサイディングを張って仕上げてしまうと。建物の内部で腐食等の影響が発生してしまい、結果的に建物自体をダメにしてしまう事があります。
既存壁の耐力をきちんと確認した後、重ね張りを行うようにしましょう。
外壁にヒビが入ってしまっている時には補修をしっかりと
また、既存外壁モルタルにヒビが入っている場合は、きちんと補修してからサイディングを張るようにしましょう。
ヒビが入ったモルタルの上にサイディングをビス止めすると、建物の耐力が下がってしまうので、絶対に良くありません。
外壁工事で重ね張り工法を行う時は業者選びをしっかりと
重ね張り工法を行う事で建物が丈夫になり、建物の寿命を高めてくれます。
既存の外壁を剥がしてリフォームをするより、重ね張り工法の方が断然オススメです。
けれども、下手な会社にこういった工事を依頼すると結局意味の無い物になってしまう事も。
しっかりと地元で評判の高い会社に、外壁工事は依頼される事をおすすめ致します。