建物の構造材の種類は様々ありますが、その中で1番防音効果が高いのが、鉄筋コンクリート造です。
鉄筋コンクリートは最も防音性が高い!
鉄筋コンクリート造の建物は、建物の構造体が鉄筋コンクリート造になっている建物です。
外廻りのみ鉄筋コンクリート造になっている物や、内壁の間仕切り等も全て鉄筋コンクリートと担っている建物や、鉄筋コンクリート造といっても内容は様々です。
1番防音効果が高いのは、外壁も内壁も天井も床も、全てが鉄筋コンクリート造になっている建物です。
鉄筋コンクリート以外の構造体が無ければない程、防音性を高める事が出来ます。
防音性の高さはコンクリの使用度と厚みで変わる
鉄筋コンクリート造であっても、床や天井にALC板を使ったり、内壁間仕切りに軽量鉄骨を使う事はよくある事で、この間仕切りが防音性を低くしてしまいます。
鉄筋コンクリート造の防音性は、その厚みによっても大きく変わります。
鉄筋コンクリートの厚みは通常150㎜が定番ですが、防音性を考えると200㎜以上あるのが理想と言われています。
防音性の高い外壁が鉄筋コンクリートの建物に住みたい場合は、壁の厚みが200㎜以上の建物を選ぶようにしましょう。
新築の場合は建築会社や設計会社、中古購入の場合は地元習志野市内の不動産屋さんに問い合わせると良いでしょう。
防音性を高める為に開口部にも注目しよう
外壁の防音性を高める為にもう1つ注目してほしいのが、開口部です。
開口部を締め切っていても音漏れを起こす事がありますが、これは開口部の遮音性能が低いという証拠です。
開口部の遮音性能はT-1~T-4まで分類されます。
一般的に住居部分に使う開口部は、T-1の1番遮音性能が低い物が一般的です。
樹脂サッシにする事で防音性を上げる事も可能です
住宅の場合は、樹脂サッシにする事で等級を上げる事が出来るので、防音性が高まります。
マンションの場合は、ビル用サッシにする事で防音性を上げる事が出来ます。その他にも外壁塗装で防音を行えるケースも有ります。
また、ガラスにも防音ガラスなるものがあり、防音性を更に高める事が出来ます。
鉄筋コンクリートの外壁と開口部のWのパワーで、より一層防音性に富んだ外壁を作りましょう。