木部の塗装工事の仕上げに欠かせない「目止め」について

塗装工事の目止め

木部の塗装工事を行う時に重要な事として、目止めと言う物があります。これを知らない方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

基本的に塗装工事の目止めとは、大きく分けると2つあります。

塗装工事の目止めは欠かせない作業です

1つ目は、木部の素材を生かした塗装工事のうちの1つ。つまり「とのこ」これは、目止めと言われています。

木材に対して仕上げ塗装を行わない木材に対して、木材保護の為に塗布する塗装工事です。

和室の柱や敷居、鴨居、付け鴨居、付け長押等、白木の素地で仕上げが無い物に対しては、目止めを必ず行います。

何も塗布しない方が白木の良い雰囲気を表すという方も居ますが、青木やヒノキなどを素地のままで放置しておくと、すぐに汚れが付着してしまい汚くなってしまいます。

とのこの目止め材を用いるのが主流です

その為、昔からとのこを等の目止め材を用いて、仕上げに塗布するのが主流となっております。

昔の目止めに使ったとのこは、小麦粉などの食べ物を使って行う事が定番でした。

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今はとのこという材料が出来たので、とのこを使って建物の仕上げ段階に塗布します。

とのこの目止めの方法は、刷毛や濡れタオルにとのこを染み込ませ、それを直接木部に塗布します。

1回塗布して乾燥したら乾いたタオルで拭き、2回塗布する事が定番となっております。木部の柾目を綺麗に見せ、豪華な木部へと仕上げてくれます。

とのこの目止めを行う種類は大きく3種類

種類は、大きく分けて3種類あります。

  • 白とのこ
  • 黄色とのこ
  • 赤とのこ

現在使われている主流はこの3種類であり、一般的に使われるのが白とのこです。

とのこを使う事は時代遅れとも言われており、木部にはガードラックやオスモカラー等を使う建物が増えました。
しかし、昔ならではの和室を引き出す為には、とのこの仕上げは必須となります。

もう1つ目止めと言われているのが、木材塗装工事の素地ごしらえ工程の中の「節止め」「穴埋め」の事です。

塗装の仕上げは腕の良い職人さんに依頼しよう

木部独特の繊維を平滑にする為に、パテなどで埋める事を指します。綺麗に丁寧に行う事で、平滑で綺麗な仕上がりの塗膜を作る事が出来ます。

この2つの目止めは、綺麗な木材として仕上げる為に大切な工程となります。昔ながらの工法ですので、職人さんの技量が問われる工程です。

この2つを綺麗に万度にこなせる、職人さんに塗装工事を依頼すると綺麗な木部がある建物に仕上げる事が出来ます。

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