外壁塗装のリフォームを行う際、気を付けなければいけないのが塗料を飛散させない事です。
ローラーや刷毛、ガンで吹く場合でも、外壁の場合は地面に垂直な部分ですので、どうしても周りに塗料を飛散させてしまいます。
外壁塗装の際には塗料が飛散しない為にしっかり養生を
ちゃんとした対処を行わなければ、それが原因でご近所とトラブルになってしまうなんて事も。
塗料を飛散させない為には、適切な養生を行わなくてはなりません。外壁塗装の際の養生は、以下の事を行うのが一般的とされています。
外壁塗料の飛散防止対策まとめ
窓周りにマスカーで養生
建物の窓周りやフード、基礎、水切り等には、ガムテープとビニールで構成されたマスカーという養生材で覆います。
塗装の腕が高い職人さんは、マスカーでの養生の仕方もとても上手いので、注意して見てみると良いでしょう。
足場にシート養生を行う
足場にかけるシートは2種類あり、グリーン等のネットや白いシートがあります。
塗装工事の場合は、塗料の飛散防止の為に白いテントの素材の様なシートを全面に貼ります。
足場代金に別途費用がかかってしまいますが、㎡当たり200~300円程度ですので、必ず付けるようにしなければなりません。
車などにもシートで養生
その建物のお役の車や近隣のお宅の車、花壇等、塗料が付着しそうな部分には、ビニールで出来たシートで覆い養生します。
このように、適切な養生をして外壁塗装を行っていきます。
養生により不便になってしまうのは、これらが挙げられます。
塗料の飛散防止で養生を行った際に不便に感じるポイント
- 窓が開けられない
- 足場のシートで建物内部が暗くなってしまう
- 外壁塗装中はお洗濯物を外に干せない
- シート養生された車はシートを外さないと車を使えなくなる
このような不便も生じてしまいますが、塗料という材料を扱う工事ですので、仕方ないと思って我慢をしてもらうしかございません。
窓の養生ですが、養生の仕方によっては開閉できるようにもしてもらえますので、業者さんに相談してみると良いでしょう。
しかし、窓を開ける事で外壁塗料の独特の臭いが建物内部に入り込んでしまいますので、その辺を考慮して開け閉めを行いましょう。