サイディングにアンカーを取りつける際に注意したいポイント!
《目次》
外壁サイディングにはアンカーを打ちこむ際は、木下地に打ち込む事が原則です。木下地部分を確かめて、確実に打ち込むようにしなければなりません。
サイディングにアンカーを取り付けるなら木下地の形状と位置を確認!
サイディングの木下地の形状や位置は、以下の状態が一般的です。
木下地は、455㎜間隔に取り付いています。幅45㎜の胴縁、幅105㎜の貫を張っている事が一般的です。
木下地が縦に張っている場合、間柱の位置に胴縁、柱の位置に貫を使っている場合が大半です。
サイディングの張り方により方向は様々であり、横張りサイディングの場合は縦に、縦張りサイディングの場合は横向きに木下地が取り付いております。
ツーバイやパネル工法はこの限りではございませんので、業者に問い合わせる事をオススメします。
サイディングのアンカーを打つ際のポイント
サイディングの木下地は、サイディングの釘部分に入っているので、その部分かそのラインに目がけてアンカーを打ちましょう。
いきなりアンカーをうっても打ち込みにくいので、キリで穴を揉んでからアンカーを打つと打ちやすいです。
アンカーを外壁サイディングに打ち込む事は、意外と簡単なようで高度な作業です。
少しでも自信が無いようであれば、業者に頼んだ方が確実に正当にアンカーを打ち込む事が出来ますので、問い合わせてみましょう。
アンカーを打ち込む時にDIYはキケンです
業者に頼まずDIYでサイディングにアンカーを打ち込む際に、行ってしまうダメなケースが、下地の無い場所にアンカーを打ち込んでしまう事です。
それほど大きな重量がかからないから大丈夫なんて勝手な決めつけをして、犬のリード用のアンカーを下地の無いサイディング部分に固定する方が居ますが、これは絶対に行ってはいけません。
厚み15㎜程度しかないサイディングに打ったアンカーに、犬の右往左往する荷重がかかるので、すぐに外壁サイディングが傷んでしまいます。
犬用のリードアンカーをサイディングに打ち付ける時の注意点
犬のリードのアンカーこそ、木下地に確実に打ち込むようにしなければなりません。
また、アンカーを外壁に打った場合は、アンカーと外壁の取り合い部分にコーキング等で防水処理を行いましょう。
サイディング下地に防水シートが張られていますが、防水シートにラ寄らずにアンカー部分に防水処理を施して、防水状態を万全にしましょう。