サイディングの浮きは、下地への留め付けの強固さが足りない場合に起きてしまう事があります。
また、地震などの天災で起きてしまう事もあります。
その為、定期的なサイディングの確認家を長持ちさせる為にとても大事ですので、こまめに点検を行いましょう。
サイディングの浮きを補修せずにいると水分が浸食してしまう!
サイディングが浮いたままですと、建物内部に水分を浸食させてしまう事がありますので、建物の寿命低下に結び付けてしまいますので、良くありません。
サイディングの浮き部分を押して動くようでしたら、簡単に浮きの補修を行う事が出来ます。
ビスの増し打ちでサイディングの浮きを平らにする流れ
①キリで穴をもむ
ビスを増し打ちする箇所を決定し、キリでビス穴をもみます。
②ビス穴への打ち込み
皿板ステンレスビスを用いて、キリで揉んだ部分に打ち込みします。この時、周りのサイディングの高さより沈み過ぎないよう、気を付けて打ち込みます。
③周りの釘の留め付け補修
皿板ビスを打ち込んだ際に、周りの留め付け釘が浮いてくる事があります。少しでも浮きが見受けられたら、打ち締めを行います。
釘の効力が無い場合は、釘を抜いて新しいビスを打ち込みます。
④パテ処理及びタッチアップ
ビス頭をパテ処理して、平らにします。パテが乾燥したら、補修塗料でタッチアップし仕上げます。
サイディングが浮いている部分を押しても動かない場合は、サイディングを剥がして張り替えます。
下地が何らかの影響で前面に動いてしまった為に浮いてしまった事が原因ですので、下地とサイディングの厚みを確認しながら、張替えを行います。
サイディングの状況に合った補修を行うのが大事です
張替えの場合、既存のサイディングが廃版になっている場合は張替えが困難になります。
その場合は、張替えを考えず既存のサイディングの状態のままで内部に水分が入らないように、コーキングを使って防水力を高める事しか出来ない事もあります。
こういった様に、状況に応じて対応は変わって行きますので、業者さんと話し合いながら外壁サイディングの補修は進めて行きましょう。