基本的に外壁の外張りのリフォームは、軽い材料を使う事を再前提とします。
既存の外壁がある為に、それ以上の荷重を外張り材料によって建物に与える事は望ましくないからです。
外壁の外張りリフォームはアルミの金属サイディングがおすすめ
既存の建物は想像以上にもろいので、外張りを行う為には極力軽い材料を選定しましょう。
外壁の外張りのリフォームに1番適した軽い外張り材料は、アルミの金属サイディングです。
見た目に良くないと敬遠する方もいらっしゃいますが、外張りのリフォームに使ってほしい理由は、その素晴らしい軽さにあります。
アルミのサイディングは軽くて丈夫なので外張りに最適
その軽さは、窒素系サイディングに比べて1/10程度と言われる軽さです。およそ3m×455㎜程度の1枚の大きさは、2kg程度で、子供も難無く持てる程の、軽さです。
外壁前面にこの程度の重さを張り付けても、負担になる程の荷重にはなりません。
外張り工法の外壁リフォームは耐震性も高くしてくれる
外張り工法でサイディングを使うと、耐震性が非常に高くなります。
建物の筋違い計算の際、コンパネを使う事で筋違いの係数がかなり大きくなりますが、それはサイディングを張る事も大きな助けとなります。
コンパネと同じようにサイディングも板状ですので、建物周りに張る事で耐震性を高める事が出来ます。
既存の外壁と新しいサイディングのWの効果で、耐震性の高い建物にする事が出来ます。
アルミのサイディングは断熱性や遮音性も高めてくれる
アルミ金属サイディングの中には断熱材が充填されていますので、断熱性を高める事が出来ます。
1cm程度ではありますが、外断熱のような働きをしてくれるので、夏涼しく冬暖かい建物にする事が出来ます。
断熱材の影響で遮音性も高める事が出来ますので、余計な騒音を家の中まで聞こえにくくさせる事が出来ます。
更に、アルミ金属サイディングは乾式工法なので、コーキング施工をしません。取り合い等の細かい納めの部分は、全てアルミの部材で納めます。
窒素系サイディングのようにコーキング納めは一切しないので、コーキングのメンテナンスを考えなくて済みますのでおすすめですよ。