サーフェイサーは、付着性を増す為に使う、塗装工程の中の中塗りに使う材料です。
下地に塗布したパテの保護や微調整、次の塗装工程の付着力を増す事ができます。
塗膜表面の縮み等の不具合を発生しにくくする事にも役立つので、仕上げの精度が高くなります。
サーフェイサーは仕上げ塗装の精度を高めるカギ
サーフェイサーには、瓶入りの物やスプレータイプの物などの、様々な種類の物があります。
目の粗さやカラーにも種類があり、塗装する被着体に合わせて適切な物を選定して使います。
リフォームで塗装をした場合、どうしても綺麗な塗膜仕上げにならない場合があります。サーフェイサーを使う事で、仕上げ塗膜を綺麗に完成させる事が出来ます。
サーフェイサーは腕次第で差が出る事を覚えておこう
また、サーフェイサーをしっかり塗布する事で、塗膜の寿命を高める事が出来ますので、塗膜の精度の重要な役割を担っております。
サーフェイサーの塗布を雑に行ってしまうと、塗膜の剥離やひび割れが起きてしまいます。
逆に言うと、丁寧に綺麗に塗布する事で、塗膜を丈夫で強いものにする事が出来るので、腕次第で塗膜の耐久性に差が出てしまいます。
サーフェイサーは外壁部分の塗装に最適!
その為、新築の際に使う材料というよりは、リフォームに使う事が多い塗料です。
古くなってしまった建物の外壁などには、凹凸や割れ等が発生している事が多く、どうしても下地の素材にあった塗膜仕上げにしかならない場合が大半です。
今までは、リフォームだからと妥協してきた場合が殆どでしたが、サーフェイサーを中塗りに使う事で綺麗な古い建物の塗装であっても綺麗な塗膜を作る事が可能となります。
下地の凹凸が酷い場合は、シーラーとサーフェイサーを併用する事で、凹凸を緩和させる事も可能となります。
応用にも役立つので、機能的で役に立つ材料です。
外壁の劣化が酷い、綺麗な外壁では無い、特にこのような外壁部分の塗装に適した塗料ですよ。