外壁に防水塗料はおすすめ!けれども壁材に合った物を選ぼう
《目次》
雨漏りと言えば屋根からの雨漏りと想像しますが、外壁のクラック(ひび割れ)等からも多く見受けられます。
外壁にクラックが入っている場合は防水塗料で塗装を行いましょう
外壁は、開口部周りから発生するひびが多いですが、問題なのはそのひびの厚みです。
ヘアクラック等ですと、裏面まで貫通していない恐れがございます。
しかし、裏面まで貫通するひびの厚さとは紙一重であり、0.3㎜程の厚みで裏面まで貫通していると言われています。
その厚みとは、テレホンカードの厚み程です。
この状態を放置していると、建物の中で湿気による劣化がどんどん進んでしまい、建物を腐蝕させてしまう事がありますので、大掛かりな状態になってしまい非常に危険です。
外壁には防水塗料を用いると見た目も良くひびからの水分を弾きます
このような細くて細かいひびへ防水性を高めてくれるのが、防水性能を持った塗料です。
いわゆる、弾性塗料です。
弾性塗料は、文字通り弾力性のある塗料であり、何らかの影響で多少の引っ張りが生じてもゴムのように塗膜が伸びるので、下地のクラックを表面に見せる事がございません。
当然、外見を見ても亀裂が入った外壁とはバレません。引っ張りの強さは600%ですので、約6割伸びても何の問題もございません。
もちろん外壁から建物への水分の侵入も防いでくれます。
ヘアクラックなどの細いクラック部分に非常に役立つので、ひびをモルタル等で補修するよりも数倍の効果を発揮してくれます。
壁の材質によって合う塗料と合わない塗料があります
窒素系サイディングに塗布する事は、オススメ出来ません。それは、断熱塗料との相性の悪さがあるからです。
窒素系サイディングは素材自体が断熱性能を持っているので、弾性塗料の熱がこもりやすくなってしまう性質を発揮してしまうと、塗膜がぷっくり膨らんでしまう事がございます。
やがて、サイディング自体を破損にまで追いやってしまう事がございます。その為オススメ出来ません。
弾性塗料は、価格もそんなに高価では無いので、とてもお求めやすいのも大きな特徴です。
こういった様に、外壁の材質によって合う合わないがありますので、ちゃんとした外壁リフォーム店を選ぶのがポイントですよ。